EVENT 説明会・イベント

翻訳に携わらせていただいた書籍が発刊されました!

昨年12月に文旦翻訳者として翻訳に関わらせていただいた下記の2冊の書籍(医学専門書)が発刊されましたので、紹介させていただきます。

誤診はなくせるのか? (医学書院)
監訳:綿貫 聡、徳田 安春
https://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=105581

診断を客観的に分析した世界的名著の邦訳版です。
哲学的な表現も多くて翻訳が難しく、後から読み直して「もっとわかりやすい日本語訳にできれば・・・」との思いを持ちましたが、監訳の先生からは「読み直してみて、哲学的な内容を含んだ名著を日本語の書籍として発刊できたので、翻訳できてよかったと改めて思う。」とのお言葉をいただき、報われた気持ちになりました。

身体所見のメカニズム A to Z ハンドブック 原著第2版 (丸善出版)
監訳:内藤 俊夫、 訳:志水 太郎
https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/?book_no=303442

身体所見・患者所見の仕組みに分け入って詳細に解説した身体診察の教科書です。
上級者向けの教科書だと思いますが、初学者のうちから触れておけば太くて強い知識のBack bone作りに役立ってくれることとおもいます。
慣れない翻訳作業は大変でしたが、仕上がった本の美しさに「自分の翻訳原稿がこんなに立派になったのか!」と感激しました。
より正確でわかりやすい翻訳のために、詳細な点までご確認いただき、何度もやりとりした出版社の担当者に助けられました。

なによりも翻訳を通じて私自身がとても勉強になりました。
機会を与えてくださった徳田先生、綿貫先生、内藤先生、志水先生に心から感謝いたします。

ご興味のある学生・研修医はぜひ手に取ってみてください。

文責:佐々木 陽典

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1月25日(土)午後8:00からNHK Eテレ「チョイス@病気になった時」で「むくみ徹底対策」が再放送されます。

以前に出演させていただいたNHK Eテレ チョイス@病気になった時「むくみ徹底対策」が、視聴者の皆様からの再放送希望が多数とのことで、1月25日(土)午後8:00から再放送されます!
番組に携わらせていただいた身としては、多くの皆様に興味を持っていただき、何度も再放送していただけるとのことで、ありがたい限りです。
お時間がありましたら、是非ご覧ください。

私のスーツ姿がパツパツに見えるのは、「むくみ」ではなく、肥満のせいです(笑)

https://www4.nhk.or.jp/kenko-choice/x/2020-01-25/31/18575/1722236/

文責:佐々木 陽典

鈴木健志先生がお世話になった長岡赤十字病院を表敬訪問してきました。

大学院生の鈴木健志先生がお世話になった長岡赤十字病院を表敬訪問してきました。昭和6年に開設された歴史のある病院ですが、601床の基幹病院であり、病院機能評価3rdG:Ver.1.1の認定を受けています。人口27万人の長岡市の医療の中心として、90年の歴史を刻んできました。

外観も風格がありますが、内装も余裕のあるスペース利用で、待合室ホールには樹木が植えられて度肝を抜かれました。思わず触って本物だと確かめてしまいました。

地域連携を推進しており、エントランスには近隣の医療基幹の地図と連携医師の名前が、職員医師の案内とともに掲示されていました。

総合診療科には鈴木先生の名前が今も残っていました。副院長の山崎先生は長岡高校の先輩です。本当にお世話になりました。ありがとうございます。

地域連携医療機関の中には、鈴木先生の父上の喜多町診療所がありました。

病院長の川嶋先生、副院長の山崎先生と、情報交換をすることができて、大変有意義な時間でした。衝撃的なのは、新潟県全体で医学部に進学する高校生が80名まで減少しているというお話でした。もうすぐ100周年を迎える東邦大学ですが、次の時代には開業医だけではなく、地域の機関病院で臨床と教育の中心となれる人材を育成することだと、思いを強くしました。

 夕方は長岡一の美味しい寿司屋さんで、鈴木先生と父上を美味しい魚をいただきました。ありがとうございました!

 雪国のはずの長岡は、市街にまったく雪はなく、帰りの新幹線から見える風景も雪景色ではありませんでした。地吹雪の地域で育った私にとっては、穏やかな冬はとてもありがたく思いました。今年は穏やかな年になることを考えながら、新幹線で帰京しました。

            文責 瓜田純久

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2月5日(水)にJUGLER講演会@東邦大学を開催致します!

JUGLERとはJapan University General medicine Leadership and Education Roundtable日本大学総合診療リーダーシップ・教育円卓会議の略称のことです。2018年10月に「学会・専門医制度等の既存の枠に囚われず、自分たちの理想の病院総合医」の姿を明確にして、大学病院総合診療科の必要性を発信する」ことを目的に結成された大学病院総合診療科の若手リーダー達の集まりです。

メンバーは発起人の佐賀大学の多胡講師、獨協医科大学志水教授、順天堂大学高橋先生、千葉大学鋪野先生、島根大学和足先生、私(佐々木)からなり、5月の第10回日本プライマリ・ケア連合学会、9月の第19回日本病院総合診療医学会で病院総合医のコア・モジュールを提唱してきました。

今回は相互理解と交流を深める為の昨年10月佐賀大学訪問に引き続いて2月5日(水)-6日(木)にJUGLERのメンバーが揃って東邦大学を訪問してくれることになりました!

そこで、下記の通り、JUGLERメンバー総出演の講演会を開催させていただきます!

先日の私の記事でもご紹介した通り、どの先生も病院総合診療の若手リーダーであるとともに、プレゼンテーション・レクチャーの名手でもあります。

https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/soshin/int/news/News20191107.html

学生も含めて若手大歓迎ですので、是非ともご参加ください!

文責:佐々木 陽典

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1月10日(金)にTokyo GIM conference 86が臨床講堂で開催されました!

1月10日(金)に東邦大学大森病院臨床講堂でTokyo GIM conference 86が開催されました。

(代表世話人の原田先生(奥)と3例目をご発表くださった宮司先生(手前))

トップバッターは大森赤十字病院の福井先生と赤石先生(指導医)に大変貴重な症例を発表していただきました。

赤石先生とは初期研修医時代に同じチームのメンバーとして救命センター研修で苦楽を共にした仲です。その後はずっとお会いしておらず、実に15年ぶりの再会でした。赤石先生が留学されていたハワイ大学での共通の知人について盛り上がり、世間は狭いなと感じました(笑)。

 福井先生、赤石先生には8番染色体トリソミーを伴う骨髄異形成症候群に合併したベーチェット病様病態の症例をご提示いただきました。JR東京総合病院陶山先生、川崎幸病院宮司先生からの鋭いコメントも含めて、とても勉強になりました。当院医学生の的確なコメントとそれに対する赤石先生の教育的なコメントもさすがでした!

(学生に暖かい視線を向ける赤石先生(左)と症例提示してくださった福井先生(右))

 2例目は私から以前にBMJ case reportsに掲載された食思不振・活気不良で受診した下垂体卒中の症例を提示させていただきました

(無料閲覧サイト:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4401949/)。

獨協医科大学朝日先生をはじめ、多くの先生方が早々に診断にたどり着き、的確なコメントをしてくださいました。代表世話人の原田先生が、最近この症例報告を熟読してくださっていたことが判明し、著者冥利に尽きる喜びを感じさせていただきました。

(ふざけたスライドとふざけた姿勢で笑っておりますが、こうみえても真剣に症例提示している私です。)

 3例目は川崎幸病院の蕗田先生、宮司先生に非典型的な症状で受診した外国人の大動脈解離の症例を提示していただき、大動脈解離の診断のための単純CTについて詳細に解説していただき、ゲスト・コメンテーターとして同院圷先生にも大変勉強になるコメントをいただきました。
 この症例を聞いていて、沖縄での研修時代に、伝説的な指導医に「(例えばグラム染色のように)一つの技能に熟達するということは、その手技の限界・欠点をよく知っていることである。」と指導されたことを思い出しました。日頃、病歴と診察を重視して駆使しているからこそ、「日本語が母国語でない」「認知症・寝たきり、小児」「目撃者のいない意識障害」等の状況では必ずしも病歴聴取があまり参考にならず、「重要な病歴が聴取できていない可能性を念頭において、画像診断や血液検査等の閾値を下げなければならない」ということを総合診療医は認識しており、特に検査所見に重きをおいて診療に当たります。逆に考えると、日頃、病歴や診察を軽視している医師にとってはこれらの患者の検査所見がいかに重要な意味を持つのか認識できず、結果的に診断の遅れにつながるのではないかと感じました。

 宮司先生からは非常に明快にまとめられたハンドアウトまでいただき、とても勉強になりました!

今回のTGIMでは当院の学生さんが多数参加してくれ、さらにこちらが唸るような鋭いコメントをして場を盛り上げてくれたことが本当に嬉しかったです。

超多忙にもかかわらず、遅くまでご参加くださり、写真を撮ってくださった瓜田院長にも感謝しております(左端前)。

おかげさまで大変多くの皆様にご参加いただきました!

ご発表いただいた先生方、世話人の皆様、素晴らしいコメントを下さった皆様、そして遅くまでご参加くださった皆様に感謝申し上げます。

文責:佐々木 陽典

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