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2月5-6日にJUGLERが東邦大学を訪問してくれました!

2月5日-6日の両日、私が共に活動させていただいている

JUGLER(Japan University General medicine Leadership and Education Roundtable)のメンバーが東邦大学医学部・大森病院を訪問してくださいました。

2月5日は夕方から院内の会議室で病院総合診療専門医プログラムワーキング委員会を行い、18:30からは「JUGLER直伝!若手指導医に学ぶ未来の病院総合診療医像」と題して講演会を開催させていただきました。

トップバッターの多胡先生にはJUGLERを紹介していただき、大学医局での総合診療医育成について大変示唆に富むお話をいただきました。大学病院総合診療科の意義を意識して医局員といかにビジョンを共有するか、そのための密なコミュニケーションに関するお話はとても参考になりました。和足先生の提唱するAcademic Hospitalistに通じる話があり、全体を通して他の演者の先生方の話を俯瞰するような内容をお話いただけました。

フリーランスとなった高橋先生には「高橋先生、仕事やめるってよ」という痺れるタイトルで前回の佐賀以上に胸がスカッとして勇気付けられるような力強いお話をいただきました。アドラー心理学の課題の分離についても触れていただき、「やりたいことをやる」ことの重要性を教えてくださったように思います。

ご参加いただいた亀田総合病院総合内科の竹之内先生からの「いかにネットワークを作るか」というご質問に対する「自分のやりたいことを自分でしっかり表現できること」というご自身の経験を踏まえた明快な答えをシェアしていただきました。

鋪野先生には「なぜエビデンスに基づく診療を実践する医師の多くがエビデンスに基づく教育を実践しないのか?」という問題提起に基づいて根拠に基づく教育についてご講演いただき、”PAAIL”という指導手法についてご紹介いただきました。前回同様Positive-Negative-Positiveというフィードバックの是非に関して聴衆の興味は高く、5 micro skillsについても議論が及びました。

ご参加いただいた亀田総合病院総合内科の竹之内先生からコーチングとPAAILとの違いなどについても鋭いご質問をいただき、大変有益な議論が交わされました。

和足先生には今回もAcademic Hospitalistと診断エラーに関して和足先生ご自身最新の研究や論文を元に熱いメッセージ溢れる講演をいただきました。ほとばしるPassionと冷徹に分析された判例データに基づく分析の組み合わせによりもたらされる説得力のあるご講演はまさに臨床医の理想”Hot heart. Cool head.”を体現される和足先生ならではだと感じました。

当科の前田先生からも診断エラーに関して質問があり、議論が盛り上がりました。

ちなみに前回の佐賀でご発表いただいた内容、今回の発表の際にはすでに論文として発表されており、改めて和足先生の怪物ぶりを実感致しました。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jgf2.299

今回も大トリを志水先生に飾っていただきました。診断戦略に関して15分という短い時間に濃縮した他では聞くことができない貴重なお話をいただきました。Courtesy (礼節)のお話を襟を正す思いで拝聴し、志水先生の素晴らしい人間性を肌で感じる思いでした。History clarifyingや触診時の「透視力」については(実践レベルは全く違いますが)私も以前から意識して指導していたことであり、まさに「我が意を得たり」という感じでした。志水先生のHistory & Physicalの水準の高さとそのストイックな姿勢に触れ、明日からの自らの患者さんとの向き合い方を見直すきっかけになりました。

どの先生のお話も本当に素晴らしく、講演の間中、司会の仕事を忘れて、笑ったり、唸ったり、驚いたりと、忙しく拝聴しました(笑)。

遅い時間からの開催にもかかわらず、千葉や埼玉など遠方から院外のみなさまが参加してくださり、本当に嬉しかったです。

MediGateというメディアにも取材に来ていただき、記事を掲載していただきました。

未来に羽ばたく学生さん達が参加してくれ、彼らが目を輝かせて夜遅くまで全ての話を熱心に聞いてくれたことが何よりも嬉しかったです。

瓜田院長にも駆けつけていただき、写真まで撮っていただきました!

講演会後は瓜田先生の計らいでJUGLERメンバーに研修医を交えて高輪の懐石料理店で美味しいお酒を堪能しながら親交を深めることができました。

2月6日は冷え込みの強い朝から集合していただき、大森病院、総合診療科、大学を見学していただきました。今の東邦のシステムの中で何が改善できるか、何をすべきか等、それぞれの先生方のやり方や工夫を具体的に伺うことができました。EBMの実践を如何に学生に指導しているか、学生の評価方法、論文執筆指導のための具体的な工夫やそれぞれの先生方のご苦労等を伺うことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

JUGLERメンバーの皆様、ご参加くださった皆様、両日にわたってお付き合いくださった瓜田院長、いろいろとサポートしてくださった秘書の佐藤さん、小林さん、誠にありがとうございました。

文責:佐々木 陽典

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小松先生と執筆した症例報告が掲載されました。

大学院生の小松史哉先生と共同執筆した症例報告が日本病院総合診療学会の英語版学会雑誌であるJournal of Hospital General Medicineに掲載されました。

この症例報告“Ovarian vein thrombophlebitis: a potentially fatal differential of pyelonephritis”は当初は急性腎盂腎炎と診断されかけた産褥期右卵巣静脈血栓性静脈炎の症例について報告したものです。卵巣静脈血栓性静脈炎は肺塞栓を合併して致命的な転機をとる可能性もある疾患です。ほとんどが産褥期に右側に発症するため、患者が産褥婦であることを念頭におけば診断は難しくないのですが、稀な疾患であるため産婦人科医にも認識されていないことも多く、急性虫垂炎や尿路感染症と誤診されることが少なくないようです。

急性腹症の診断は時に非常に困難ですが、やはり婦人科歴を含めた詳細な問診が診断において極めて重要であることを再認識させられた教育的な症例として報告させていただきました。

小松先生は臨床からフラクタル等の先進的な研究までを一手に行う当科の若手のエースです。本症例報告に関して学会発表から資料検索・論文執筆までお疲れ様でした!

別刷りを片手に満面の笑みですね!

(やらされている感じが出てますが、苦笑ではないと信じます。)

文責:佐々木 陽典

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第5回漢方ベースキャンプで大学院生の佐藤高広先生がとても楽しい講演を行い、聴衆を魅了しました。

1月29日(水)にお茶の水で開催された第5回漢方ベースキャンプで大学院生の佐藤高広先生がとても楽しい講演を行い、聴衆を魅了しました。

漢方ベースキャンプは順天堂大学、日本医科大学、東京医科歯科大学、そして東邦大学の総合診療科で行っている漢方研究会です。研究会というよりも、総合診療にとって大きな力となる漢方薬を学ぶことが大きな目的です。

感染症大学院生の佐藤先生は学生時代から東洋医学研究会に所属し、漢方に接する機会が多く、決して初心者ではありません。それでも今回は「初心者の漢方薬使用経験」という謙虚な演題で発表に臨みました。漢方薬が奏功した症例を紹介してくれました。

生薬の解説も分かりやすく、生薬をかじった経験など、「初心者」とは程遠い講演に聞き入ってしまいました。

佐藤先生の次は順天堂大学の福井先生が順天堂大学における漢方の使用状況を発表し、診療科により偏りがあることが示されました。最後は東北大学の高山先生が専門医の立場から、多彩な場面での漢方薬の効果を解説してくれました。とくに感染症領域における解説はインパクトがあり、明日の診療につながる講演でした。ありがとうございます。

講演会後にシミュレーターを用いて腹診の練習をしました。佐藤先生も嬉しそうに触っています。

研修医の松本先生も参加し、楽しそうにシミュレーターを触っていました。
 「ベースキャンプ」は子供の頃に裏山に作った秘密基地を思い出すノルタルジックなネーミングです。漢方治療を楽しむ、「ニコニコして学ぶ」という姿勢が感じられます。高山先生の講演もとても楽しそうに話してくださり、ベースキャンプのコンセプトとぴったりでした。
 会場には宮崎先生、熊手先生、佐々木先生も駆けつけてくれて、ほぼ満席の盛会となりました。佐藤先生、お疲れ様でした。
               

文責 瓜田純久

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第57回日本糖尿病学会関東甲信越地方会で鹿嶋直康先生、竹下智史先生が貴重な症例を報告しました。

1月18日(土)パシフィコ横浜で開催された第57回日本糖尿病学会関東甲信越地方会で鹿嶋直康先生、竹下智史先生が貴重な症例を報告しました。会場のパシフィコ横浜に隣接する「みなとみらい駅」からは、会場に向かって行列ができるような賑わいでした。「さすが糖尿病学会!恐るべし」と思いヒトの流れにまかせて会場に進むと、着いたのは「釣りフェスティバル2020 in Yokohama」でした。学会場はその隣、会議センターでした。

みぞれが降る寒い土曜日、日本糖尿病学会関東甲信越地方会が開催されました。一般演題が242題も記載された抄録集は、とても地方会とは思えない厚さでした。糖尿病研究がとても活発であることが実感されました。

竹下先生は大森赤十字病院 糖尿病内分泌科で北里博仁先生にご指導いただいています。「糖尿病診療はgeneralである」という北里先生は、血糖管理だけではなく、様々な合併症を幅広く対応する必要性を力説され、総合診療医の竹下先生にとっては、願ってもない環境で研鑽を積んでいます。今回、竹下先生の演題を聴くことはできませんでした(涙)が、抄録から研修の充実ぶりが伝わってきます。北里先生、大変お世話になり、ありがとうございます。

9:50からのセッションで鹿嶋先生は日本に10名しかいないというRothmud-Thomson症候群の症例を発表しました。私も初めてきいた病名で、診断に至っただけでも驚きです。大変勉強になりました。

鹿嶋先生は関東労災病院の糖尿病内分泌内科にお世話になり、浜野久美子先生にご指導いただいております。もうすぐ出向2年になります。浜野先生、貴重な症例発表の機会をいただき、ありがとうございます。引き続きご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
              

   文責 瓜田純久   

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第47回日本潰瘍学会・第21回日本神経消化器病学会の合同開催で企画された湘南シンポジウムで講演させていただきました。

2020年1月16日(木)ヒルトン小田原リゾート&スパにて合同開催された第47回日本潰瘍学会と第21回日本神経消化器病学会に参加してきました。湘南シンポジウム「過敏性腸症候群」で講演する機会をいただきました。

尊敬する東海大学消化器内科 鈴木秀和教授が主催された学会は、私の大好きな北条早雲が居城を構えた小田原で開催されました。当日は小田原まで新幹線こだま号で向かいました。こだまはゆっくりですが、のぞみ号と同じようにコンセントが設置され、さらに自由席はガラガラという好条件でした。未完成のスライドを新幹線で完成させる予定で、品川駅でコーヒーを買って乗り込みました。やっとスライドが完成しそうになったのは、小田原駅到着のアナウンスが流れている時間でした。そのとき、携帯が鳴り、直立不動で受け答えしているうちに、小田原駅に着いてしまいました。小田原駅にパソコン、コート、マフラーを抱えて飛び降り、寒風のなかで新幹線ホームで電話での用事を済ませました。その後、東海道線で根府川駅に向かいました。無人駅で改札のない根府川駅に降り立つと、ホームから言える景色は穏やかな太平洋の海が広がっていました。
 無人駅とミスマッチと思えるホテルの送迎バスに飛び乗り、会場のホテルに入りました。

総務委員会の会議室から見えるチャペルです。今度は医局員の結婚式で来たいものです。会議が終了し、あわててPC受付に向かいました。

1ヶ月前の講演は糖尿病、10日前の講演は数理モデルであり、久々の消化器関連の講演には少し緊張しました。それでもおなじみの演者に囲まれ、楽しい議論が進行しました。日頃お世話になっている久里浜医療センターの水上先生が写真撮ってくださいました。
司会の金子先生は名古屋大学を卒業後、東邦大学で初期研修をされ、藤田保健衛生大学の教授を務め、現在は地域医療に貢献されています。胆汁酸再吸収障害について、多くの先生から質問をいただきました。60歳以上の演者と司会者で構成されたシルバーシンポジウムでしたが、隣の金澤先生だけがアラフィフでした。

講演が終わって根府川駅に戻り、売店で小田原の焼きちくわを2本買い込んで、缶ビールとともにこだま号に乗り込みました。講演後のビールは格別でした^^;。
 医局のみんな、カンファレンスに出席できず、すみませんでした。

                 文責 瓜田純久

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