EVENT 説明会・イベント

レジナビフェア2018に参戦しました。

6月17日(日)に東京ビックサイトで開  催されたレジナビフェア2018に初めて出展しました。竹下智史先生、河越尚幸先生が参加してくれました。

13:00-17:00の参加時間に、15名のレジデントが訪問してくれました。

隣のブースに新潟長岡赤十字病院が出展しており、鈴木健志先生を受け入れていただいていこともあり、ご挨拶する貴重な機会となりました。

これまでの臨床活動だけではなく、英語論文の要約をポスターで掲示しました。いろんな領域で研究してきたことを改めて実感でき、大学病院総合診療科としての研究活動として、決して少なくないと、胸を張って参加できました。

遅れての参加でしたが、事務局の好意で注目施設に入れていただきました。用意したチラシと名刺は、すべてなくなっていました。持って行ってくれたレジデントの先生、連絡を待ってます。

本学から、3病院だけではなく、整形外科学講座も出展していました。派手な勧誘が多く戸惑いましたが、竹下先生、河越先生が頑張って声をかけてくれました。一時は3名の説明席が満席になり、待機するレジデントもみられました。日曜日の貴重な時間、協力してくれて、ありがとうございました。来年もみんなで参加しましょう。事務局の方々、大変お世話になり、ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。

 

文責 瓜田純久

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2月5-6日にJUGLERが東邦大学を訪問してくれました!

2月5日-6日の両日、私が共に活動させていただいている

JUGLER(Japan University General medicine Leadership and Education Roundtable)のメンバーが東邦大学医学部・大森病院を訪問してくださいました。

2月5日は夕方から院内の会議室で病院総合診療専門医プログラムワーキング委員会を行い、18:30からは「JUGLER直伝!若手指導医に学ぶ未来の病院総合診療医像」と題して講演会を開催させていただきました。

トップバッターの多胡先生にはJUGLERを紹介していただき、大学医局での総合診療医育成について大変示唆に富むお話をいただきました。大学病院総合診療科の意義を意識して医局員といかにビジョンを共有するか、そのための密なコミュニケーションに関するお話はとても参考になりました。和足先生の提唱するAcademic Hospitalistに通じる話があり、全体を通して他の演者の先生方の話を俯瞰するような内容をお話いただけました。

フリーランスとなった高橋先生には「高橋先生、仕事やめるってよ」という痺れるタイトルで前回の佐賀以上に胸がスカッとして勇気付けられるような力強いお話をいただきました。アドラー心理学の課題の分離についても触れていただき、「やりたいことをやる」ことの重要性を教えてくださったように思います。

ご参加いただいた亀田総合病院総合内科の竹之内先生からの「いかにネットワークを作るか」というご質問に対する「自分のやりたいことを自分でしっかり表現できること」というご自身の経験を踏まえた明快な答えをシェアしていただきました。

鋪野先生には「なぜエビデンスに基づく診療を実践する医師の多くがエビデンスに基づく教育を実践しないのか?」という問題提起に基づいて根拠に基づく教育についてご講演いただき、”PAAIL”という指導手法についてご紹介いただきました。前回同様Positive-Negative-Positiveというフィードバックの是非に関して聴衆の興味は高く、5 micro skillsについても議論が及びました。

ご参加いただいた亀田総合病院総合内科の竹之内先生からコーチングとPAAILとの違いなどについても鋭いご質問をいただき、大変有益な議論が交わされました。

和足先生には今回もAcademic Hospitalistと診断エラーに関して和足先生ご自身最新の研究や論文を元に熱いメッセージ溢れる講演をいただきました。ほとばしるPassionと冷徹に分析された判例データに基づく分析の組み合わせによりもたらされる説得力のあるご講演はまさに臨床医の理想”Hot heart. Cool head.”を体現される和足先生ならではだと感じました。

当科の前田先生からも診断エラーに関して質問があり、議論が盛り上がりました。

ちなみに前回の佐賀でご発表いただいた内容、今回の発表の際にはすでに論文として発表されており、改めて和足先生の怪物ぶりを実感致しました。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jgf2.299

今回も大トリを志水先生に飾っていただきました。診断戦略に関して15分という短い時間に濃縮した他では聞くことができない貴重なお話をいただきました。Courtesy (礼節)のお話を襟を正す思いで拝聴し、志水先生の素晴らしい人間性を肌で感じる思いでした。History clarifyingや触診時の「透視力」については(実践レベルは全く違いますが)私も以前から意識して指導していたことであり、まさに「我が意を得たり」という感じでした。志水先生のHistory & Physicalの水準の高さとそのストイックな姿勢に触れ、明日からの自らの患者さんとの向き合い方を見直すきっかけになりました。

どの先生のお話も本当に素晴らしく、講演の間中、司会の仕事を忘れて、笑ったり、唸ったり、驚いたりと、忙しく拝聴しました(笑)。

遅い時間からの開催にもかかわらず、千葉や埼玉など遠方から院外のみなさまが参加してくださり、本当に嬉しかったです。

MediGateというメディアにも取材に来ていただき、記事を掲載していただきました。

未来に羽ばたく学生さん達が参加してくれ、彼らが目を輝かせて夜遅くまで全ての話を熱心に聞いてくれたことが何よりも嬉しかったです。

瓜田院長にも駆けつけていただき、写真まで撮っていただきました!

講演会後は瓜田先生の計らいでJUGLERメンバーに研修医を交えて高輪の懐石料理店で美味しいお酒を堪能しながら親交を深めることができました。

2月6日は冷え込みの強い朝から集合していただき、大森病院、総合診療科、大学を見学していただきました。今の東邦のシステムの中で何が改善できるか、何をすべきか等、それぞれの先生方のやり方や工夫を具体的に伺うことができました。EBMの実践を如何に学生に指導しているか、学生の評価方法、論文執筆指導のための具体的な工夫やそれぞれの先生方のご苦労等を伺うことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

JUGLERメンバーの皆様、ご参加くださった皆様、両日にわたってお付き合いくださった瓜田院長、いろいろとサポートしてくださった秘書の佐藤さん、小林さん、誠にありがとうございました。

文責:佐々木 陽典

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小松先生と執筆した症例報告が掲載されました。

大学院生の小松史哉先生と共同執筆した症例報告が日本病院総合診療学会の英語版学会雑誌であるJournal of Hospital General Medicineに掲載されました。

この症例報告“Ovarian vein thrombophlebitis: a potentially fatal differential of pyelonephritis”は当初は急性腎盂腎炎と診断されかけた産褥期右卵巣静脈血栓性静脈炎の症例について報告したものです。卵巣静脈血栓性静脈炎は肺塞栓を合併して致命的な転機をとる可能性もある疾患です。ほとんどが産褥期に右側に発症するため、患者が産褥婦であることを念頭におけば診断は難しくないのですが、稀な疾患であるため産婦人科医にも認識されていないことも多く、急性虫垂炎や尿路感染症と誤診されることが少なくないようです。

急性腹症の診断は時に非常に困難ですが、やはり婦人科歴を含めた詳細な問診が診断において極めて重要であることを再認識させられた教育的な症例として報告させていただきました。

小松先生は臨床からフラクタル等の先進的な研究までを一手に行う当科の若手のエースです。本症例報告に関して学会発表から資料検索・論文執筆までお疲れ様でした!

別刷りを片手に満面の笑みですね!

(やらされている感じが出てますが、苦笑ではないと信じます。)

文責:佐々木 陽典

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第5回漢方ベースキャンプで大学院生の佐藤高広先生がとても楽しい講演を行い、聴衆を魅了しました。

1月29日(水)にお茶の水で開催された第5回漢方ベースキャンプで大学院生の佐藤高広先生がとても楽しい講演を行い、聴衆を魅了しました。

漢方ベースキャンプは順天堂大学、日本医科大学、東京医科歯科大学、そして東邦大学の総合診療科で行っている漢方研究会です。研究会というよりも、総合診療にとって大きな力となる漢方薬を学ぶことが大きな目的です。

感染症大学院生の佐藤先生は学生時代から東洋医学研究会に所属し、漢方に接する機会が多く、決して初心者ではありません。それでも今回は「初心者の漢方薬使用経験」という謙虚な演題で発表に臨みました。漢方薬が奏功した症例を紹介してくれました。

生薬の解説も分かりやすく、生薬をかじった経験など、「初心者」とは程遠い講演に聞き入ってしまいました。

佐藤先生の次は順天堂大学の福井先生が順天堂大学における漢方の使用状況を発表し、診療科により偏りがあることが示されました。最後は東北大学の高山先生が専門医の立場から、多彩な場面での漢方薬の効果を解説してくれました。とくに感染症領域における解説はインパクトがあり、明日の診療につながる講演でした。ありがとうございます。

講演会後にシミュレーターを用いて腹診の練習をしました。佐藤先生も嬉しそうに触っています。

研修医の松本先生も参加し、楽しそうにシミュレーターを触っていました。
 「ベースキャンプ」は子供の頃に裏山に作った秘密基地を思い出すノルタルジックなネーミングです。漢方治療を楽しむ、「ニコニコして学ぶ」という姿勢が感じられます。高山先生の講演もとても楽しそうに話してくださり、ベースキャンプのコンセプトとぴったりでした。
 会場には宮崎先生、熊手先生、佐々木先生も駆けつけてくれて、ほぼ満席の盛会となりました。佐藤先生、お疲れ様でした。
               

文責 瓜田純久

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第57回日本糖尿病学会関東甲信越地方会で鹿嶋直康先生、竹下智史先生が貴重な症例を報告しました。

1月18日(土)パシフィコ横浜で開催された第57回日本糖尿病学会関東甲信越地方会で鹿嶋直康先生、竹下智史先生が貴重な症例を報告しました。会場のパシフィコ横浜に隣接する「みなとみらい駅」からは、会場に向かって行列ができるような賑わいでした。「さすが糖尿病学会!恐るべし」と思いヒトの流れにまかせて会場に進むと、着いたのは「釣りフェスティバル2020 in Yokohama」でした。学会場はその隣、会議センターでした。

みぞれが降る寒い土曜日、日本糖尿病学会関東甲信越地方会が開催されました。一般演題が242題も記載された抄録集は、とても地方会とは思えない厚さでした。糖尿病研究がとても活発であることが実感されました。

竹下先生は大森赤十字病院 糖尿病内分泌科で北里博仁先生にご指導いただいています。「糖尿病診療はgeneralである」という北里先生は、血糖管理だけではなく、様々な合併症を幅広く対応する必要性を力説され、総合診療医の竹下先生にとっては、願ってもない環境で研鑽を積んでいます。今回、竹下先生の演題を聴くことはできませんでした(涙)が、抄録から研修の充実ぶりが伝わってきます。北里先生、大変お世話になり、ありがとうございます。

9:50からのセッションで鹿嶋先生は日本に10名しかいないというRothmud-Thomson症候群の症例を発表しました。私も初めてきいた病名で、診断に至っただけでも驚きです。大変勉強になりました。

鹿嶋先生は関東労災病院の糖尿病内分泌内科にお世話になり、浜野久美子先生にご指導いただいております。もうすぐ出向2年になります。浜野先生、貴重な症例発表の機会をいただき、ありがとうございます。引き続きご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
              

   文責 瓜田純久   

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第47回日本潰瘍学会・第21回日本神経消化器病学会の合同開催で企画された湘南シンポジウムで講演させていただきました。

2020年1月16日(木)ヒルトン小田原リゾート&スパにて合同開催された第47回日本潰瘍学会と第21回日本神経消化器病学会に参加してきました。湘南シンポジウム「過敏性腸症候群」で講演する機会をいただきました。

尊敬する東海大学消化器内科 鈴木秀和教授が主催された学会は、私の大好きな北条早雲が居城を構えた小田原で開催されました。当日は小田原まで新幹線こだま号で向かいました。こだまはゆっくりですが、のぞみ号と同じようにコンセントが設置され、さらに自由席はガラガラという好条件でした。未完成のスライドを新幹線で完成させる予定で、品川駅でコーヒーを買って乗り込みました。やっとスライドが完成しそうになったのは、小田原駅到着のアナウンスが流れている時間でした。そのとき、携帯が鳴り、直立不動で受け答えしているうちに、小田原駅に着いてしまいました。小田原駅にパソコン、コート、マフラーを抱えて飛び降り、寒風のなかで新幹線ホームで電話での用事を済ませました。その後、東海道線で根府川駅に向かいました。無人駅で改札のない根府川駅に降り立つと、ホームから言える景色は穏やかな太平洋の海が広がっていました。
 無人駅とミスマッチと思えるホテルの送迎バスに飛び乗り、会場のホテルに入りました。

総務委員会の会議室から見えるチャペルです。今度は医局員の結婚式で来たいものです。会議が終了し、あわててPC受付に向かいました。

1ヶ月前の講演は糖尿病、10日前の講演は数理モデルであり、久々の消化器関連の講演には少し緊張しました。それでもおなじみの演者に囲まれ、楽しい議論が進行しました。日頃お世話になっている久里浜医療センターの水上先生が写真撮ってくださいました。
司会の金子先生は名古屋大学を卒業後、東邦大学で初期研修をされ、藤田保健衛生大学の教授を務め、現在は地域医療に貢献されています。胆汁酸再吸収障害について、多くの先生から質問をいただきました。60歳以上の演者と司会者で構成されたシルバーシンポジウムでしたが、隣の金澤先生だけがアラフィフでした。

講演が終わって根府川駅に戻り、売店で小田原の焼きちくわを2本買い込んで、缶ビールとともにこだま号に乗り込みました。講演後のビールは格別でした^^;。
 医局のみんな、カンファレンスに出席できず、すみませんでした。

                 文責 瓜田純久

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翻訳に携わらせていただいた書籍が発刊されました!

昨年12月に文旦翻訳者として翻訳に関わらせていただいた下記の2冊の書籍(医学専門書)が発刊されましたので、紹介させていただきます。

誤診はなくせるのか? (医学書院)
監訳:綿貫 聡、徳田 安春
https://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=105581

診断を客観的に分析した世界的名著の邦訳版です。
哲学的な表現も多くて翻訳が難しく、後から読み直して「もっとわかりやすい日本語訳にできれば・・・」との思いを持ちましたが、監訳の先生からは「読み直してみて、哲学的な内容を含んだ名著を日本語の書籍として発刊できたので、翻訳できてよかったと改めて思う。」とのお言葉をいただき、報われた気持ちになりました。

身体所見のメカニズム A to Z ハンドブック 原著第2版 (丸善出版)
監訳:内藤 俊夫、 訳:志水 太郎
https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/?book_no=303442

身体所見・患者所見の仕組みに分け入って詳細に解説した身体診察の教科書です。
上級者向けの教科書だと思いますが、初学者のうちから触れておけば太くて強い知識のBack bone作りに役立ってくれることとおもいます。
慣れない翻訳作業は大変でしたが、仕上がった本の美しさに「自分の翻訳原稿がこんなに立派になったのか!」と感激しました。
より正確でわかりやすい翻訳のために、詳細な点までご確認いただき、何度もやりとりした出版社の担当者に助けられました。

なによりも翻訳を通じて私自身がとても勉強になりました。
機会を与えてくださった徳田先生、綿貫先生、内藤先生、志水先生に心から感謝いたします。

ご興味のある学生・研修医はぜひ手に取ってみてください。

文責:佐々木 陽典

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1月25日(土)午後8:00からNHK Eテレ「チョイス@病気になった時」で「むくみ徹底対策」が再放送されます。

以前に出演させていただいたNHK Eテレ チョイス@病気になった時「むくみ徹底対策」が、視聴者の皆様からの再放送希望が多数とのことで、1月25日(土)午後8:00から再放送されます!
番組に携わらせていただいた身としては、多くの皆様に興味を持っていただき、何度も再放送していただけるとのことで、ありがたい限りです。
お時間がありましたら、是非ご覧ください。

私のスーツ姿がパツパツに見えるのは、「むくみ」ではなく、肥満のせいです(笑)

https://www4.nhk.or.jp/kenko-choice/x/2020-01-25/31/18575/1722236/

文責:佐々木 陽典

鈴木健志先生がお世話になった長岡赤十字病院を表敬訪問してきました。

大学院生の鈴木健志先生がお世話になった長岡赤十字病院を表敬訪問してきました。昭和6年に開設された歴史のある病院ですが、601床の基幹病院であり、病院機能評価3rdG:Ver.1.1の認定を受けています。人口27万人の長岡市の医療の中心として、90年の歴史を刻んできました。

外観も風格がありますが、内装も余裕のあるスペース利用で、待合室ホールには樹木が植えられて度肝を抜かれました。思わず触って本物だと確かめてしまいました。

地域連携を推進しており、エントランスには近隣の医療基幹の地図と連携医師の名前が、職員医師の案内とともに掲示されていました。

総合診療科には鈴木先生の名前が今も残っていました。副院長の山崎先生は長岡高校の先輩です。本当にお世話になりました。ありがとうございます。

地域連携医療機関の中には、鈴木先生の父上の喜多町診療所がありました。

病院長の川嶋先生、副院長の山崎先生と、情報交換をすることができて、大変有意義な時間でした。衝撃的なのは、新潟県全体で医学部に進学する高校生が80名まで減少しているというお話でした。もうすぐ100周年を迎える東邦大学ですが、次の時代には開業医だけではなく、地域の機関病院で臨床と教育の中心となれる人材を育成することだと、思いを強くしました。

 夕方は長岡一の美味しい寿司屋さんで、鈴木先生と父上を美味しい魚をいただきました。ありがとうございました!

 雪国のはずの長岡は、市街にまったく雪はなく、帰りの新幹線から見える風景も雪景色ではありませんでした。地吹雪の地域で育った私にとっては、穏やかな冬はとてもありがたく思いました。今年は穏やかな年になることを考えながら、新幹線で帰京しました。

            文責 瓜田純久

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2月5日(水)にJUGLER講演会@東邦大学を開催致します!

JUGLERとはJapan University General medicine Leadership and Education Roundtable日本大学総合診療リーダーシップ・教育円卓会議の略称のことです。2018年10月に「学会・専門医制度等の既存の枠に囚われず、自分たちの理想の病院総合医」の姿を明確にして、大学病院総合診療科の必要性を発信する」ことを目的に結成された大学病院総合診療科の若手リーダー達の集まりです。

メンバーは発起人の佐賀大学の多胡講師、獨協医科大学志水教授、順天堂大学高橋先生、千葉大学鋪野先生、島根大学和足先生、私(佐々木)からなり、5月の第10回日本プライマリ・ケア連合学会、9月の第19回日本病院総合診療医学会で病院総合医のコア・モジュールを提唱してきました。

今回は相互理解と交流を深める為の昨年10月佐賀大学訪問に引き続いて2月5日(水)-6日(木)にJUGLERのメンバーが揃って東邦大学を訪問してくれることになりました!

そこで、下記の通り、JUGLERメンバー総出演の講演会を開催させていただきます!

先日の私の記事でもご紹介した通り、どの先生も病院総合診療の若手リーダーであるとともに、プレゼンテーション・レクチャーの名手でもあります。

https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/soshin/int/news/News20191107.html

学生も含めて若手大歓迎ですので、是非ともご参加ください!

文責:佐々木 陽典

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1月10日(金)にTokyo GIM conference 86が臨床講堂で開催されました!

1月10日(金)に東邦大学大森病院臨床講堂でTokyo GIM conference 86が開催されました。

(代表世話人の原田先生(奥)と3例目をご発表くださった宮司先生(手前))

トップバッターは大森赤十字病院の福井先生と赤石先生(指導医)に大変貴重な症例を発表していただきました。

赤石先生とは初期研修医時代に同じチームのメンバーとして救命センター研修で苦楽を共にした仲です。その後はずっとお会いしておらず、実に15年ぶりの再会でした。赤石先生が留学されていたハワイ大学での共通の知人について盛り上がり、世間は狭いなと感じました(笑)。

 福井先生、赤石先生には8番染色体トリソミーを伴う骨髄異形成症候群に合併したベーチェット病様病態の症例をご提示いただきました。JR東京総合病院陶山先生、川崎幸病院宮司先生からの鋭いコメントも含めて、とても勉強になりました。当院医学生の的確なコメントとそれに対する赤石先生の教育的なコメントもさすがでした!

(学生に暖かい視線を向ける赤石先生(左)と症例提示してくださった福井先生(右))

 2例目は私から以前にBMJ case reportsに掲載された食思不振・活気不良で受診した下垂体卒中の症例を提示させていただきました

(無料閲覧サイト:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4401949/)。

獨協医科大学朝日先生をはじめ、多くの先生方が早々に診断にたどり着き、的確なコメントをしてくださいました。代表世話人の原田先生が、最近この症例報告を熟読してくださっていたことが判明し、著者冥利に尽きる喜びを感じさせていただきました。

(ふざけたスライドとふざけた姿勢で笑っておりますが、こうみえても真剣に症例提示している私です。)

 3例目は川崎幸病院の蕗田先生、宮司先生に非典型的な症状で受診した外国人の大動脈解離の症例を提示していただき、大動脈解離の診断のための単純CTについて詳細に解説していただき、ゲスト・コメンテーターとして同院圷先生にも大変勉強になるコメントをいただきました。
 この症例を聞いていて、沖縄での研修時代に、伝説的な指導医に「(例えばグラム染色のように)一つの技能に熟達するということは、その手技の限界・欠点をよく知っていることである。」と指導されたことを思い出しました。日頃、病歴と診察を重視して駆使しているからこそ、「日本語が母国語でない」「認知症・寝たきり、小児」「目撃者のいない意識障害」等の状況では必ずしも病歴聴取があまり参考にならず、「重要な病歴が聴取できていない可能性を念頭において、画像診断や血液検査等の閾値を下げなければならない」ということを総合診療医は認識しており、特に検査所見に重きをおいて診療に当たります。逆に考えると、日頃、病歴や診察を軽視している医師にとってはこれらの患者の検査所見がいかに重要な意味を持つのか認識できず、結果的に診断の遅れにつながるのではないかと感じました。

 宮司先生からは非常に明快にまとめられたハンドアウトまでいただき、とても勉強になりました!

今回のTGIMでは当院の学生さんが多数参加してくれ、さらにこちらが唸るような鋭いコメントをして場を盛り上げてくれたことが本当に嬉しかったです。

超多忙にもかかわらず、遅くまでご参加くださり、写真を撮ってくださった瓜田院長にも感謝しております(左端前)。

おかげさまで大変多くの皆様にご参加いただきました!

ご発表いただいた先生方、世話人の皆様、素晴らしいコメントを下さった皆様、そして遅くまでご参加くださった皆様に感謝申し上げます。

文責:佐々木 陽典

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