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新年度恒例のゴルフ

毎年春、桜の季節に催している近隣のクリニックの先生、ならびに地域の方々との親睦ゴルフに行ってまいりました。

例年、開花の時期と重なることは少ない中、今回のゴルフではまさに満開、そして気候も素晴らしい中でプレーをすることができました。

プレー内容はさておき(汗)、蒲田地域で大活躍されている方々の貴重なお話も聞くことができました。

新入局員の先生方、そして出向から戻られた先生方も加わり、活気ある新たなスタートを切ることができました。

本年度もさまざまな活動を行ってまいります。随時HPも更新してまいりますので見ていただけますと幸いです。

また、当医局にご興味を持っていただいた先生方、どうかお気軽にご連絡いただければ幸いです。

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文責:小松、前田

第53回糖尿病学の進歩で講演させていただきました。

3月1日(金)青森市で開催されたに日本糖尿病学会の教育講演会「第53回糖尿病学の進歩」で講演する機会をいただきました。依頼のテーマは「救急搬送された糖尿病患者の栄養管理」であり、とてもまとめにくいものでした。

 大学に戻った2005年7月から、絶食治療を要した予定外入院症例1531例を検討しました。栄養障害の割合は下図のように糖尿病の重症度にかかわらず、約40%存在し、これまでの報告と同様の数値でした。

また、3日以上の絶食が必要な症例の背景は肺炎が最多でしたが、多彩な疾患がみられました。

総合診療科が対応する栄養障害は、急性疾患に伴って増悪する基礎疾患であり、とくに糖尿病は重要です。血糖コントロールを重視するあまり、低栄養に陥ることは避けなければなりません。急性疾患の治療をしながら、基礎疾患の管理にも目配りすることは、総合診療科の得意とするところです。

 講演会場は立ち見がでるほどの盛況でした。私の糖尿病の師匠は弘前大学の中村光男先生です。「血糖管理は当たり前、栄養管理ができてこその専門医」といつも指導を受けております。

 総合診療科には糖尿病をサブスペシャリティーとする医師が増えてきました。Commonで合併症が多い糖尿病診療は、さらに強化していきたいと思います。竹本先生も河越先生に続いて、糖尿病研究で論文が受理され、学位申請の予定です。

講演を終えて青森空港に着いたところ、JTBから送られてきたe-チケットが反応しません。よく見ると、なんと往復ともに「羽田発 青森行」となっていました。夕方の会議に間に合いません(涙)。参りました。

               文責 瓜田純久

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城戸秀倫先生が「PET/CT における大腸がんの代謝腫瘍体積・総腫瘍代謝量と臨床病理学的T 病期や予後との関わりについて」の論文を発表しました。

助教の城戸倫先生が学位論文「Metabolic tumor volume and total lesion glycolysis in PET/CT are related with the clinicopathological T stage of colorectal cancer and predict its prognosis」をToho Journal of Medicineに発表しました。

城戸先生は慈恵医大を卒業し、がん診療を志していく段階で「がん診療には総合診療のスキルが必要だ!」と考え、東邦大学 総合診療科に入局してくれました。そして大森病院放射線核医学で研鑽を積み、がん診療に対するスキルを磨いてきました。

今回の論文は放射線核医学の水村直准教授の指導を受けて完成させたものです。今回の論文では、大腸がんのFDG-PETでの総腫瘍代謝量(total lesion glycolysis, TLG)がT 因子と有意な関連を示し、術後再発の予後因子であることを明らかにしました。また、TLG が大腸がんの治療選択,術式選択などに有効なバイオマーカーになる可能性を示唆しています。水村先生が一から指導いただき、学位論文だけではなく、核医学専門医も取得させていただきました。水村先生、本当にありがとうございます。

水村先生、大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。

 

             文責 瓜田純久

石井孝政先生、佐々木陽典先生がまとめてくれた伝染性単核球症についての論文がon-line掲載されました。

伝染性単核球症は極めてcommonな疾患ですが、その原因ウイルスが確定するには時間がかかります。石井先生、佐々木先生は多数例の検討から、EBVとCMV感染が通常の診察と血液生化学検査で鑑別できることを明らかにしました。

石井先生は3年目に循環器内科からのローテートで総合診療科を1年間研鑽してくれましたが、「もう少し勉強したい」と話して、4年目も総合診療科での研修を続けてくれました。5年目からは、循環器疾患だけを一生診ていくのは、自分が考えていた医療とギャップがあると話し、総合診療科に移籍し、現在に至っています。3年目の石井先生のチームに初期研修医として配属されたのが、佐々木先生でした。石井先生の明治方式の厳しい指導で、佐々木先生は大きく成長し、今回、二人で論文をまとめてくれました。

総合診療における研究分野は無限に広がります。60兆の細胞が共同作業を行う生体において、臓器別、疾患別に分類する方法は、紀元前から行われている手法です。還元論的研究法の長所・短所を理解して我々も用いていますが、同時に分類によって見えなくなるものがあることも知り、敢えて分けずに検討する手法も積極的に取り入れています。

多くの情報を集めて、その背後にある法則を見つけ出す極めてオーソドックスな手法は、臨床研究において重要です。同時にその背景について、藁半紙と鉛筆で推論を展開できる基礎医学、自然科学の知識も総合診療にとって極めて重要であり、ぜひとも身につけたいスキルです。

外来、入院、教育に忙殺される中、よく論文をまとめてくれました。極めてcommonな疾患で論文を作成するスキルこそ、真の臨床力の指標となるように思っています。あっぱれです!

 

     文責 瓜田純久

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2月1日に第15回日本消化管学会総会学術集会に参加してきました。

2月1日・2日に佐賀大学主催で佐賀・ホテルグランデはがくれで開催された第15回日本消化管学会総会学術集会に参加して参りました。

今回の内容としては貴島先生および瓜田教授のご指導の下、私の大学院での研究テーマであるフラクタル解析を用いて消化管内視鏡画像の解析を行った結果を発表させていただきました。フラクタル解析により正常内視鏡像と疾患画像でフラクタル次元を算出しました。疾患により組織構造の変化が起こるため、それによるフラクタル次元の変化が起こると考えられ、実際に解析を行ったところ次元の変化を認める結果となりました。これによりフラクタル次元は疾患による組織構造変化を反映している可能性が示唆され多と考えております。

学会のプログラムにおいて‘‘「消化管画像診断」医工連携による次世代画像診断の開発‘‘というコアシンポジウムのセッションで採択をいただき、他大学の先生方も自走式カプセル内視鏡や3D内視鏡、近赤外線ハイパースペクトルイメージングなど普段は目にすることのできない次世代画像診断方法を拝見することができ大変興味深いセッションとなっておりました。

また私が研究しているフラクタル解析に関連する、人工知能を用いたが画像診断の開発についても多くの発表がなされており、やはりDeep learnigの進歩は目覚ましく、人間の目を超えたと言われている中、様々な検討やリアルタイムでの解析などを見ることができ大変勉強になりました。今後の実臨床への適応も間近となっているとのことでフロアからも期待の声が上がっていました。

私が研究しているフラクタル解析は、通常科学でありながら、複雑系の自己組織化のカオスをひも解く方法でありこれまでとは画像解析方法の方法論が異なりますが、やはり還元論では説明のつかない事象が生命を含め自然科学では多いため今後の医療を含め科学の発展につながる研究と考えています。今後も研究を進めていき、また新たな発表ができるよう努めていきたいと思います。

学会の際には2018年に退任された中嶋先生にお越しいただきました。また、学会に伴い外来など小生不在の際に貴島先生、前田先生にお力を貸していただき、この場を借りて御礼申し上げます。

 

文責:小松史哉

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