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4月17日に入学したての医学部一年生に米国医師国家試験であるUSMLEを紹介する講義をさせていただきました!

4月17日に入学したての医学部一年生に米国医師国家試験であるUSMLEを紹介する講義をさせていただきました!

私自身の経験を通して、米国への留学を考える学生さんだけでなくても、医学生のうちに是非USMLEを勉強して、それを通して様々な出会いや経験をして欲しいというメッセージを伝えさせていただきました。
医師にとっての英語と勉強の大切さ、相対的に物事を考える力についても私の考えを伝えさせていただきました。
私自身は米国への留学の夢は実現できませんでしたが、USMLE Step1取得の為の努力の日々があったおかげで現在の自分があるのだと、講義資料を作成していて、つくづく実感しました。
研修医の先生が執筆した英語の症例報告(https://onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1002/jgf2.53)も紹介させていただき、先入観に囚われて自ら能力の限界を設定するのではなく、様々なことに挑戦して欲しいという気持ちも伝えさてもらいました。

他のUSMLE取得者の講義も大変面白くて刺激的で、とても貴重な時間を過ごさせていただくことができました。
何より若くて希望に溢れる学生さんと触れ合うことができて嬉しかったです。

講義の機会を与えて下さった栃木先生、田中先生、吉澤先生をはじめ、皆様に感謝致します。熱心に講義を聴いてくれた学生の皆さんもありがとう!

ハワイ大学留学時にトレーニングを受けたTokeshi dojoを紹介している様子です。
皆さん、熱心に聴講してくれました!

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第16回日本病院総合診療学会に参加して参りました。

3月2日(金)~3月3日に大分県別府市で行われた第16回日本病院総合診療学会に参加して参りました。

今回は研修医が過去最多の10名も参加してくれたこともあり、とても盛り上がりました。

研修医1年目の副島先生は今月で退官される中嶋教授が長年研究されてきた感染性胃腸炎に関する研究成果を「急性胃腸炎1000例の検討」として、とてもわかりやすくまとめ上げ、素晴らしい発表を行い、なんと学会会長賞の栄誉に輝きました!

更に同じく研修医1年目の古川先生も中嶋教授の指導のもと経口血糖降下薬に関連した特発性腸管気腫症の2例に関する詳細な考察を明快に図示したポスター発表を行い、見事に育成賞演題に選ばれました。

研修医1年目の佐藤先生、佐野先生コンビは“Dr. G”鈴木富雄先生が司会進行を努めて下さった“Dr. G in Oita”で東邦大学を代表して、素晴らしい臨床推論を堂々と披露してくれました。「東邦の研修医はこんなに優秀なのか!」と一番驚いたのは実は私達医局員だったように思います。

他の研修医達もポスター、口演でそれぞれ見事に大役を果たしてくれました。貴重な症例を印象的な画像で明快に示してくれた長山先生、森須先生、見事でした。研修医1年目にして百例近くに及ぶ失神症例の分析を発表した山本先生も素晴らしかったです。神山先生、岡田先生は研修医ながら見事に口演発表を行いました。岡田先生は鋭い質問にもしっかりと勉強した内容を答え、彼女がいかに真剣に学会発表に臨んだかがひしひしと感じられました。

大学院生の小松先生は私と一緒に診療に当たった右卵巣静脈血栓症の症例報告を詳細な文献的考察を加えて発表してくれました。忙しいなか、発表だけのために文字通りトンボ返りで大分まできてくれた小松先生、本当にありがたかったです。

外科からは本田先生が保存的に治療した消化管穿孔59例に関する貴重な発表されました。島田教授が演者をされた教育講演「腹部救急画像~見逃してはいけない所見」はとてもわかりやすく実践的で、会場は多くの立ち見が出るほどの大好評でした。

私はシンポジウムで、大学病院で総合診療医が臨床・教育・研究の3つの観点からどうすれば輝けるのか、お話をさせていただいたのですが、自分たちの発表を終えた研修医達が聞きにきてくれたことが嬉しかったです。私達、総合診療科の医局員がいかに若手医師への教育を大切に思っているのか、少しでも彼らに感じ取ってもらえたらと思いました。

学会で頭を使った後は、全力を尽くしてくれた研修医達とともに別府の珍味を堪能しました。いつも以上に酒が進んだのは、関アジ、関サバ、フグ刺し等の絶品料理のおかげというだけではなく、これだけ多くの研修医の先生が頑張ってくれたことが嬉しかったこともあるのではないかと思います。瓜田教授がこれほど嬉しそうに夜遅くまで飲みに付き合ってくれたのは初めてではないかと思います。

参加して下さった皆様、ありがとうございました。この成果をただの「思い出」ではなく、症例報告・論文として残せるように研修医とともに、もう一踏ん張りしたいと思います。

大会長の宮崎先生をはじめ学会を開催して下さった皆様、そして私達の学会参加中に診療業務にご尽力いただいた医局員の皆様に感謝申し上げます。

百例近くに及ぶ失神症例の分析を発表した山本先生と指導医の石井先生

発表準備に余念がない長山先生。あまりの真剣ぶりについ横顔をパシャリ

必死で準備して発表に臨んでくれた長山先生。いい笑顔です!

他の研修医もみんな必死です!一人だけカメラ目線ですが・・・

見事、育成賞を受賞した古川先生、おめでとう!

万難を排して会場に辿り着き(笑)、発表してくれた森須先生と指導医の石井先生

小松先生、いつもながらクレバーな発表でした。とんぼ返りお疲れ様!

岡田先生も堂々とした発表でした!

東邦大学を代表してDr.Gを戦い抜いた戦士、佐藤先生と佐野先生です!

みんな必死です!

副島先生、会長賞演題を見事に発表してくれましたね!

指導して下さった中嶋教授へ嬉しい報告をしてくれた受賞者の二人です!

石井先生と森須先生の誕生日祝いもできました!おめでとうございます!

教授行きつけ?のスナックで反省会

反省中。。。

反省してます?

神山先生、行き先が・・・お疲れ様でした!

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広報誌The Expertに記事を掲載させていただきました。

この度、近隣の医療機関の皆様を対象とした当院の広報誌の一つであるThe Expertに私と当科の紹介記事を掲載していただきました。
ご笑覧いただけると幸いです。

広報誌「The Expert」

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