瓜田 純久 東邦大学医療センター大森病院 総合診療・急病センター【教授・副院長】

日本内科学会認定内科医・指導医・総合内科専門医
日本病院総合診療医学会認定医・指導医
日本消化器病学会認定医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本超音波学会専門医
日本消化管学会胃腸科専門医・指導医
日本ヘリコバクター学会H.pyloyi感染症認定医
Fellow of American College of Gastroenterology (FACG)
日本内科学会JMECCインストラクター
日本救急医学会ICLSインストラクター

あらゆる患者さんの、 あらゆる症例をここで

子どものころ、医師を目指したとき、「どんな患者さんでも診たい、治したい」と、多くの人は思ったでしょう。しかし、今の医療現場は高度に専門化が進んでいます。それらは難病に対し、さまざまな治療の可能性を広げました。ただ一方で、心臓の専門医だから肺炎は診れない、糖尿病の専門医だから脳梗塞については責任を持てない、といった歪みも引き起こしています。そのようななか、総合診療科では、複数の専門診療科を横断するような合併症や、疾患をすぐには特定できないような症例を、全部引き受けています。そのため、あらゆる患者さんのあらゆる症例を受け入れ、総合的に診断し、治療を目指すことが可能です。

外来・入院・救急を網羅し、症例数も圧倒的

当院は大学病院ですが、地方の拠点病院としての役割も兼ね揃えており、救急搬送のほか、さまざまな外来の患者さんも受け入れています。そのなかで、外来の患者さんは約90%、入院される方でも内科系は85%が総合診療科で完結できます。救急搬送もこの科で約60%を受け入れています。救急の世界は、10分間の初動が重要です。それが間違った方向に走ると、不幸な事態も起こしかねません。そのような厳しい現場で高いスキルを磨くこともできます。当院のように、症例数が圧倒的に多く、幅広い経験ができる大学病院はめったにないと思います。医師としての初期衝動ともいうべき「どんな患者さんでも診たい、治したい」というマインドを忘れずに、臨床に取り組んでいただきたいと思っています。

総合診療への招待 MOVIE

他のインタビューを見る OTHER INTERVIEWS

瓜田 純久

【教授・副院長】

URITA YOSHIHISA

宮崎 泰斗

【助教・医局長】

MIYAZAKI TAITO

佐々木 陽典

【助教・指導医】

SASAKI YOSUKE

石井 孝政

【助教・指導医】

ISHI TAKAMASA

貴島 祥

【助教・指導医】

KIJIMA SHO

竹本 育聖

【助教・指導医】

TAKEMOTO IKUTAKA

前田 正

【助教・指導医】

MAEDA TADASHI