
第17回日本病院総合診療医学会に参加してまいりました!
9月15日・16日に岐阜大学主催で岐阜・じゅうろくプラザで開催された第17回日本病院総合診療医学会学術総会に参加して参りました。
今回は研修医1年目からは野口先生、研修医2年目からは佐藤先生、塚原先生、米山先生の3名、そして当院腎センターレジデントの山田先生にも発表していただきました。当科からは石井先生が学会長候補演題を発表致しました。
塚原麻希子先生は指導医である私の不在にもかかわらず「低循環容量性ショックと急性腎不全で救急搬送され保存的治療で治療しえた上腸間膜動脈症候群の一例」を発表し、見事に育成賞を受賞されました!
野口先生は研修医1年目にもかかわらず、指導医不在で題名ポスターが紛失するというハプニングをも乗り越え、「乳癌切除術直後にリウマチ性多発筋痛症(Polymyalgia rheumatica: PMR)を発症した一例」について素晴らしい発表を行いました。他大学の新進気鋭の教授から、「野口先生の発表は素晴らしかった!」とお褒めの言葉をいただき、感激いたしました。
石井先生も「抗血栓療法が大腸憩室出血の臨床経過に及ぼす影響」について発表され、見事に大会長賞を受賞されました!
ついでに私は学会の最後のプログラムとして行われた「画像クイズ」で同率1位に輝き(笑)、素晴らしい賞品をいただきました。研修医にはかっこいい姿を見せられたのか、大人気ないおじさんと思われたのか、気になるところです…
今回の学会は若手部会が初めての試みとしてラーニングバー「総合診療医が活躍する場を創るには? ~ 飲みながらリーダー達に学ぶ夜 ~」を開催したという点でも重要な学会だったと思います。私も参加させていただき、刺激的な素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
夜は遅くまで岐阜のグルメを堪能いたしました。参加してくださった研修医・レジデントの皆様、ありがとうございました!そして素敵な写真をたくさん撮ってくれてありがとう!今回も私は撮り忘れました^^;
次回は2月に沖縄で開催です!開催地は沖縄科学技術大学院大学(OIST)です。以前に私がHarvard Medical School Introduction to Clinical Research Training Japan 2018を受講した場所でもあり、最高のロケーションです!
レジデント・大学院生の先生も含めて大勢で参加したいと思います。
まさにベストショット!受賞直後の塚原先生です。
山田先生は見事に口演を行い、研修医の先生のお手本となってくれました!
他大学の教授に褒められる発表をしてくれた野口先生。
発表を聞きに駆けつけてくださったお父様と。いいデビュー戦になりましたね!
キーパッド13番が私です。山田先生、撮影ありがとう!
とってもいい写真ですね!私はいませんが…
その頃、私はラーニングバーに参加しておりました!
研修医のみなさんと山田先生。うーん、フレッシュ!
石井先生も学会長賞の受賞おめでとうございました!
みなさん、いい笑顔ですね!
文責:佐々木
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クリニカル・パールに関する九鬼先生の素晴らしい講演会でした!
8月29日に多摩総合医療センターの九鬼隆家先生をお招きして「救急外来で役立つClinical Pearl」というタイトルで、研修医の先生方にとても役立つ講演を行っていただきました。(Clinical pearlとは経験豊富な臨床医から得られる格言のようなものです。)
明日から役立つ実践的な内容だけでなく、笑いも交えつつ、医師としての姿勢や考え方に関する重要お話やご自身の経験についてもお話くださり、研修医の先生方も熱心に聞き入っていました。
九鬼先生が最後に示したPearl「医者にとって大事な3つのAは、重要な順に1. Availabilityすぐ相談に応じてくれる/診に来てくれる、2. Affability愛想がいい、3. Ability能力が高い、である。」は私もとても好きな言葉の一つですが、頭脳明晰で経験・知識とも一流である九鬼先生が、最後にこのPearlで講演を締めくくってくださったことに、瓜田院長も感銘を受けておりました。
懇親会でも遅くまで研修医の疑問や悩みに応えて熱心にアドバイスをしてくださり、九鬼先生の素晴らしい人柄を実感致しました。期待を大きく上回る素晴らしい時間を過ごせました。
是非ともまた講演をお願いしたいと思います。
文責:佐々木
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総合診療科納涼会が開催されました。
8月23日(木)に蒲田のSALVATOREで東邦大学大森病院総合診療科の納涼会が開かれました。内科、外科、救命の先生やいつもお世話になっている看護師さんなどコメディカルの方に加えて研修医の先生も出席いただきました。総勢60名を越える大きな会となりました。
今回は7月より病院長になられた瓜田先生の就任記念のお祝いもありました。ユニフォームと花束のプレゼントを贈呈させていただきました。
瓜田先生からはユニフォームにもある断らない医療についてお言葉をいただき、質の高い医療を提供する士気が高まりました。
楽しいひとときを皆さん思い思いに過ごして、とても充実した会となりました
文責:竹下
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8月21日Dr. Joel Branch勉強会、大成功でした!
8月21日にDr. Joel Branchをご招待して症例検討会を行いました。
初めての試みでしたが、まさに「考え方を学ぶ」素晴らしいカンファレンスでした。
検査結果が出てから考えるのではなく、1枚目の主訴のスライドの段階から鑑別診断を考える姿勢の大切さをお話されており、実際に彼の臨床推論・思考過程に触れ、聴衆一同その重要性を実感致しました。
試験直前で平日の開催にも関わらず多くの研修医と学生さん(なんと2年生の参加者も!)に参加していただき、聴衆を巻き込んで自ら考えさせるDr. Branchの洗練されたスタイルに好奇心旺盛な学生・若手医師が応えてくれたおかげで、英語・日本語を問わず積極的に議論が行われ、期待を大きく上回る素晴らしい勉強会でした。
すばらしい英語パワーポイントを作成して、流暢な英語ですばらしいプレゼンテーションを行ってくれた研修医の天笠先生も大活躍でした。ありがとうございました!
近いうちに次回の勉強会を開催したいと思いますので、興味のある学生さん、若手医師の皆様の次回の参加をお待ちしております!
文責:佐々木 陽典
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8月25日にテレビ番組に出演致します。
先日、こむらがえりに関するNHK Eテレの番組のスタジオ収録に参加させていただきました。初めての経験でとても緊張しましたが、とても貴重な経験をさせていただきました。
実際には心配のない症状を大げさに表現されたり、科学的正確性に欠ける内容で視聴者の皆さんをいたずらに不安に陥れる報道内容も少なくないと感じることもあり、テレビや新聞の取材では
- 「わかりやすさ」と「正確さ」
- 「世間で正しいと思われていること」と「科学的根拠の乏しさ」
との乖離をどのように取り扱い、「わかりやすくて(ある程度は)正しい」内容をバランスよくお届けするにはどうしたらいいかを考える必要があると考えております。
「わかりやすく伝えたい、受け手が知りたいことを伝えたい」というジャーナリストの職業的良心と「自分が責任を持てる正しいことを伝えたい」という医師の職業的良心には、どちらも良心であり公的責任感でありながら、違いがあり、相互理解が必要なのではないかと思います。
今回はディレクター始めスタッフの方と何度も議論や打ち合わせを重ねて番組の収録に至りました。ディレクターさんには細かくて小難しいことを何度もお願いして、直前までとても面倒をおかけしましたが、最後まで御丁寧に真摯にご対応いただき、お陰様で質の高い情報提供ができることになったのではないかと自負しております。
私の出演シーンはほとんどカットされているかもしれませんが(笑)、お時間がありましたら是非ご覧ください。
文責:佐々木
http://www4.nhk.or.jp/kenko-choice/x/2018-08-25/31/66090/1722204/
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